渋谷で観劇
『 ガ ラ ス の 動 物 園 』
大恐慌の嵐が吹き荒れた1930年代のアメリカ・セントルイス
その路地裏に つましく暮らす 3人家族がいた
母(立石涼子)は過去の華やかりし思い出を捨てきれず
子供たちの将来にも現実離れの期待を抱く
姉娘ローラ(深津絵里)は極度に内気で
ガラス細工の動物達と擦り切れたレコードが心のよりどころだ
父親が出奔した後の生活を支える文学青年の息子トム(瑛太)は
母と姉への愛憎と惨めな現実への閉塞感を常に抱いている
ある日母の言いつけで トムが会社の同僚ジム(鈴木浩介)を
ローラに合わせるため夕食に招待する
この別世界からの訪問者によって
この家族につかのまの華やぎが訪れたかのようだったが・・・・
翻訳劇で 難しいのではと構えていましたが
ぐ~っと引きこまれるものがあって
長時間があっと言う間でした
演出の 長塚圭史の 感性が素晴らしいのでしょう
いい誕生日プレゼント・・・・・・でした
by kigimama | 2012-03-28 00:01 | Comments(0)